■薬草栽培について
半枝蓮(はんしれん)の栽培を九州・大分で2011年より始めました。おそらく半枝蓮を日本国内で量産しているのは当農園だけだと思われます。栽培は当然ながら農薬不使用で行い、発芽・定植・収穫まで全て手作業で行っております。
翌年から白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)の栽培も始め、少しづつ生産量を増やしていっております。
また、その他の品種についても栽培を始めております。試験栽培から始め、数年をかけて量産できるように数品種を栽培検討しております。
漢方治療などに使用される薬草類の主な産地は中国(台湾含む)になります。自生しているものや栽培も行われておりますが、天候不順の影響で価格が高 騰しているものもあるとの事です。 また、自生している薬草の枯渇や中国国内での漢方需要の急増などの影響で、栽培品でも今後は輸入価格は高騰していくと 予想されます。
従って、日本国内でのあるていど、薬草の栽培を拡大していくべきではないかと感じております。
■薬草について
・種子から収穫まで一貫生産で、遺伝子汚染などにも細心の注意を払っています。
・栽培品種
現在、栽培している品種は以下の通りです。
・半枝蓮
・白花蛇舌草
・トウキ類
・契約栽培、委託栽培を賜っております、詳細はお問い合わせ下さい。
■薬草園について
大分県の木々に囲まれた自然豊かな高原にあり、ミネラル豊富な澄んだ水と排気ガスなどから無縁の清涼な空気に恵まれています。
高原に寒暖差の激しい環境は植物には厳しいものですが、生命力の強い薬草を育てるには凄く良い環境です。この土地特有の風土に鍛えられ、自然豊かな土地の恵みを吸収し、薬草は強くたくましく育ちます。
その証拠に地中深く根を張った薬草はマイナス10度の低温にも耐え、春には緑の芽吹きを見せてくれます。
過疎の進む山間地帯で、耕作放棄地の増加も止まりませんが、農薬の汚染もなく、薬草栽培には最適の土地です。将来的には薬草栽培で地域貢献が出来ればと考えています。