■半枝蓮(はんしれん)
・半枝蓮の国内栽培
主な産地は中国(台湾含む)になります。自生しているものや栽培も行われておりますが、天候不順の影響で価格が高騰してとの事です。
また、自生している薬草の枯渇や中国国内での漢方需要の急増などの影響で、栽培品でも今後は輸入価格は高騰していくと予想されます。
従って、日本国内でのあるていど、薬草の栽培を拡大していくべきではないかと感じております。
・定植後、1カ月程で花が咲きました。まだ株は少なく小さいです。収穫後、脇芽が出て来て茎が少しづつ増えていきます。
・花の色は紫で、とても綺麗です。半枝蓮畑は一面紫色に染まりラベンダー畑にようになります。薬草としてだけで無く、観賞用の花としても十分いけそうです。
・定植時には1本しか無かった茎の数も、収穫する度に脇芽が出て増える為、
秋には1株から数十本もの茎の数になり収穫量も多くなってきます。
根の数も多く、長さも30cm以上になります。
・マイナス10度以下を観測した冬もありましたが、根は生きており、
無事冬を越す事が出来ております。
非常に生命力のある、強い薬草です。
■白花蛇舌草
・半枝蓮と同様にセル苗で発芽させた後、定植作業を行いました。
種子・苗は非常に小さく、発芽後は弱く栽培には気を使います。
・定植後は、ある程度水分が必要です。枯死する株も結構あります。
・夏の暑さには強く、黒マルチを張った栽培でも問題なく育ってくれます。
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